こんにちは。
サイト管理人のJewelryです。
このサイトはジュエリーに興味を持ったばかりの人に、ジュエリーの情報をわかりやすくまとめるをテーマに運営しています。
「詳しい人が感覚でわかっていることを、あえて言語化してみる」ことに挑戦してます。
これまで当サイトへの想いや、日本のジュエリーの歴史、ブランドジュエリーの存在意義について考察してきました。
今回はブランドジュエリーにスポットを当てて、そのブランドの歴史と、なぜ人気なのか?を考えてみたいと思います。
今回はティファニーです!
えっと、まず、この記事、全部で17,000文字くらいあります。
いつも通り長文なので、目次からでも、ご興味あれば読んでみていただけたらうれしいです!
ティファニーというブランド、ジュエリーに興味がない人でも一度は聞いたことがあるでのではないでしょうか?
ティファニーは世界の5大ジュエラーのひとつ。
ちなみに5大ジュエラーというのは、
ハリー・ウィンストン (HARRY WINSTON)
カルティエ (Cartier)
ヴァン クリーフ&アーペル (Van Cleef & Arpels)
ブルガリ (BVLGARI)
ティファニー (Tiffany & Co.)
の5つです。
で、この5大ジュエラーの中で唯一のアメリカ発のハイジュエリーのブランドです。
基本的にジュエリーブランドってヨーロッパで生まれたブランドが多いんですけど、ティファニーはアメリカで創業したブランドなんです。
「世界の5大ジュエラー」についてはまた別の機会にまとめますね。他にも「グラン・サンク」とか、色々とくくりがあります。
なお、私はもともとブランドジュエリーに詳しくない人間なので・・
今回はジュエリーに詳しいおしゃれママのMさんにもコメンテーターとしてご協力いただいてます!
こんにちは。アラフォー2児のママのMです。トレンドを観察するのが趣味です。
ティファニーが人気な理由を最初にひとことで言うなら、
0歳から100歳までずっと楽しめるブランドだから
なんだろうな、というのが私なりの結論です。
※わかりやすく0歳と100歳という数字を出したけど、イメージは「生まれてから死ぬまで」っていう感じ。
詳細は下のほうでつらつらと書いてます。
ティファニーのことを考えてみる前の(ジュエリーに詳しくない)私の正直な疑問は、
ラグジュアリーブランドなのに、10~20代向けっぽい広告を出してるんだろう?
アラフォーの自分から見ると、なんか嫌だなあ。
でした。
正確には「だった」です。
ティファニーの戦略を考えると、それが自然なことなのだろうなあと今は腹落ちしています。
この記事ではこんな流れでティファニーについてまとめていきます。ご興味のある目次からどうぞ。
(雑談)ティファニーのイメージ
みなさん、ティファニーというと、どんなイメージがありますか?
本題に入る前に、管理人のJewelryとMさんで雑談してみました。
———
この記事のサムネイル↑にもあるように、私は「ブルー」のイメージです。
あとは「ダイヤモンドがキラキラした婚約指輪」みたいな感じ。
「オープンハートのネックレス」はティファニーといえばの定番だよね。
オープンハートは有名ですよね。
「バイ ザ ヤード」は、20代でよく読んでいたモデルさんの本に載ってて、憧れた記憶があります。
憧れた感じ、わかるなあ。
10~20代女性にとってティファニーは「いつかは欲しい憧れのブランド」というイメージ。結婚指輪に選ぶ人も多い印象。
ティファニーって、決して安くないけど、でも無理な価格でもない、背伸びして手が届くくらいの価格って感じがありますよね。
そう、価格がちょうどいいのよね。高いんだけど、他のハイブランドと比べればとっつきやすい。あとはおしゃれときちんと感が両立している印象。
・・・なんか、最初、めっちゃ褒めた感じになりましたが。
ティファニーのことを調べる前に抱いていた印象では、
ティファニーはジュエリーに詳しくない人でも知っているブランドという感じがします。ブルガリ、カルティエも同じ感じ。
一方で、私の中で、同じ世界5大ジュエリーのブシュロンやヴァンクリーフ&アーペルは、ちょっと違うジャンルです。
女性でもジュエリーに興味がなければ知らない人はいそうだし、男性だと知らない人も相当いるのでは?(少なくともうちの夫は知らないと思う)という感覚でした。
で、実際に調べてみた感じ、上述↑の感覚は正しいのではないかなあ、と思ってます。
少し古いデータなのですが、ジュエリー専門情報誌のJapanPreciousさんの2019年のデータが興味深かったです。
ジュエリー業界の人と一般消費者のブランド認知度に差があって面白い。
業界人の認知度は、ティファニー1位、カルティエ1位、ヴァンクリーフ&アーペル1位と有名どころが10個くらい同列1位なんですけど、
一般消費者の認知度は、ティファニー1位、ブルガリ2位、カルティエ3位、ヴァンクリーフ&アーペル20位、ブシュロン27位。
やっぱり業界の人は知ってるブランドと、一般消費者が認知してるブランドには差があるんだなあ、ということです。興味ある人は見てみてください(参照リンクはまとめて最後の方に貼りますね!)
私は、この認知度の差は「どんな人をターゲットにしているか」なんだろうなあと思っています。
雑誌などを見ていても、ティファニーは10~20代のおしゃれに目覚めたようなタイミングから40~50代以降までとにかく幅広く接点を作って、女性だけでなく男性も含めたターゲティングをしている感じがします。
「女性が自分のご褒美にちょっと背伸びして買うブランド」だけじゃなく「男性から女性へのプレゼントとしても選んでもらえるようなブランド」としても確立しているというか。
それに比べて、ヴァンクリーフ&アーペルやブシュロンは、どちらかというとアラサー以降の女性で「買いたいと思って、実際に買える層」を重点的に狙っている感じがします。感覚ですけど。
20代のときに読んでた雑誌にはヴァンクリーフ&アーペルもブシュロンも出てこなかったなあ。これらのブランドは30代向け雑誌やスタイリストさんの本で知った。
ティファニーは、若い子向けの雑誌でも定期的に特集が組まれるし、婚約指輪としても憧れだし、人々が目にする機会も多い印象。
知っている人が多いから、着けていると「ティファニーだ!」と気づかれやすいかなあ、とも思います。
わかりやすいデザインって、多くの女性の憧れにもなるけど、一方で「ブランド主張が激しいのは苦手」という人には好まれないかもしれないよね。
確かに。ティファニーつけてる!って思われたくない人は避けたりしそうですね。
ここから先は私の独断と偏見なんですけど、日本でティファニーを買う層というのは、
ティファニーに憧れてるから欲しい!と思って買うライトな層と、
ティファニーの歴史やらデザイナーやらのストーリーを知り、ブランドへのリスペクトも込めて買うディープな層(スタイリストさんとかは比較的こっち寄りなのかなあ、と思う)
に二分されていて、
さらに、ティファニーに憧れてるから欲しい!と思って買うライトな層のなかに、
ティファニーをただつけている層と、おしゃれにつけこなしているファッショニスタ層がいる気がします。
ティファニーひとつも持ってないのに好き勝手なこと言ってごめんなさい。ただの個人の意見だから許してください。
でね、最近になって気づいたんだけど、私が20代のときにティファニーを買えなかったのは「私、ティファニーの良さをよくわかってないのに、有名だからという理由で買おうとしてるな」と思ってしまったからだと思ってます。
ちなみに先日キャリアコンサルタントさんと話していたときに「Jewelryさんはめっちゃ本質を理解することを重視するタイプですね」って言われた。はい、その通りです。
はい、そんなわけで長くなってしまいましたが、雑談と所感おわり。
頭の体操になりましたか?
ここからティファニーの歴史を書いていきます。読み終えたら、ティファニーのことがなんとなくわかる、くらいになっていたらいいなあ、と思います。
ティファニーの歴史とストーリー
ティファニー、創業したときは雑貨屋さんだった
ティファニーは1837年にアメリカで創業しました。
最初の会社名はティファニー・アンド・ヤング。チャールズ・ルイス・ティファニーさんと、友人のヤングさんのふたりで作った会社です。
最初からジュエリーを扱っていたわけではなくて、初期は中国や日本からの雑貨を扱っていました。
ちなみにこの時代のアメリカは、めっちゃ汚れていて物騒な街でした。今の超都会!高層ビル!みたいなイメージと違います。
そもそも独立戦争が終わったのが1783年、そこからまだ50年やそこらなわけで。まだまだアメリカ国内の消費水準も低くて、宝石というものの価値も認識されていない時代でした。
消費者が価値を理解していないと商売は成り立たないってことなんだよねえ。当たり前なんだけど感慨深い。
でも創業者のティファニーさんがすごいのが、まだアメリカの消費水準が低い時代から欧州で買い付けを初めて、まだ当時のアメリカにはなかった珍しい商品を売り始めたこと。まだ飛行機がない時代に、めっちゃアグレッシブ。
ティファニーは「他では入手できない珍しいアイテムが買える店」ということで知られるようになっていきました。
創業から7年後の1845年には宝石と本物の金を使ったジュエリーを作り始めたんですが、大々的に宝石事業に進出することになったのは1848年。
フランスで二月革命が起こって社会が混乱しまくっている最中に、ヨーロッパの貴族たちから宝石を買い付けます。(この経緯についてはあまりオープンにはされていないらしいですが)
それらの宝石を使ってジュエリーを作ったことで、アメリカNo.1の宝石商という地位を確かなのものにしていくわけです。
創業者のティファニーさんの先見性や行動力によって、当時の米国にいたエリートのみなさんは初めて国内でジュエリーを購入できるようになりました。きっと嬉しかっただろうな~と妄想します。
ティファニーが世界的に有名になったきっかけは意外にもジュエリーではなく、銀器でした。
アメリカ国内で銀器(特に競技のトロフィー)の需要があることを見込んだティファニーさんが、当時アメリカで一番だった銀器職人と専属契約を締結して、銀器の製造に乗り出します。
宝石の専門家の世界では、ティファニーがすごいのはジュエリーよりも銀器だ、と評価する人も多いのだとか。
スターリングシルバーの米国基準はティファニーが作った
1851年、シルバーの純度の基準を925/1000と設定。のちに米国の公式基準として採用されます。
って、さらって書くと「へー」って感じなんだけど、普通にすごいよね。
現代にまで続くシルバー製品の基準を民間の会社が作ったわけだから。当時から相当な影響力があったんだろうと思います。
ちょっと小難しい話になるので興味ない人は飛ばしていただいてOKなんですが、ジュエリーの世界には品位という単語があります。
ざっくり言うと「その金属がどんな金属の割合で作られているか」っていうのが品位。
わかりやすい単語の例を出すなら、18金(K18)とか10金(K10)とかが品位(の種類)です。
金だけでなく、プラチナも一種類じゃなくて配合の割合によっていくつか種類があるし、銀にも同じく品位があります。
で「1000/1000」という比率の銀がいわゆる純銀です。1000/1000ってつまり100%ってことね。
欧米ブランドのシルバー製品でよく見るのが「925/1000」を表す「925」という刻印。スターリングシルバーとも呼ばれます。
925/1000(92.5%)が純銀で、75/1000(7.5%)は他の金属を混ぜて作っているよ、ということです。他の金属、というのはだいたい銅だそうです。(『ジュエリー・バイブル』より参照)
純銀は柔らかすぎるので、硬くするために銅を混ぜているんです。
ティファニーのシルバーアクセサリーもこのスターリングシルバー(925/1000)を使っています。
ちなみに日本では950/1000が一般的だそう。国によって微妙に基準が違うの面白い。
話をティファニーの歴史に戻します。
銀器の販売にも取り掛かり始めたティファニーは、1869年のパリの大博覧会で銀のピッチャー等を出品します。そこで、なんとアメリカ初の一等賞を獲得したそうです。欧州各国をおさえて。
その後いろいろと事件もありながら、1878年のパリ大博覧会でも数多くの賞を獲得。欧州各国の王室御用達のブランドとなっていきます。
これもこういうふうにサラッと書くと「へー」って感じなんですけど、よくよく考えるとすごいことなんですよ。この感動をシェアしたいので書いてみます。
そもそもアメリカって、16世紀後半以降からイギリス人が「開拓したるー!」って言って乗り込んでいった未開の地だったわけですよね。
植民地の時代を経て、独立して、今のような超大国になっているわけなんだけど。
今を生きている私たちにとってアメリカは流行の発信源かもしれないし、アメリカ発のハイブランドと聞けば、「なるほど~」って納得するかもしれない。
でも、当時の欧州の人にとってのアメリカは「未開の野蛮な土地」な印象くらいしかなかったはずだし「文化的に劣る」とか思われていたと思う。
(なんなら現代のアメリカですら歴史が浅いとか文化的に劣るみたいな文脈で語られることないですか?)
それが、1800年代に創業50年足らずのアメリカの会社がパリ万博で一等を取って、欧州各国が王室御用達にするって、相当なことじゃない?
欧州ブランドもきっと相当プライド(?)を傷つけられたことでしょう。しらんけど。
「ぐっ・・・アメリカに負けるなんて・・でも、これは、この銀器は素晴らしい・・・!」って博覧会の審査員の人をうならせるようなものを出品したってことなんですよ。想像だけど。
あー、現物が見たい。見ても素晴らしさがわからないかもしれないけど、見る目を養って、感動できるようになりたい。
最初の店舗はニューヨーク
ティファニーの最初の店舗はニューヨークのブロードウェイ259番地でしたが、本店は1940年にニューヨーク5番街 57丁目に移転します。
この5番街の店舗は、1961年にオードリー・ヘップバーンが主演した『ティファニーで朝食を』で有名になった店舗。
その後もさまざま映画でこの5番街のティファニー本店がストーリーの舞台になったりして、多くの人々にとっての憧れブランド的立ち位置を確立していきます。
世界最大のイエローダイヤモンド
1877年に南アフリカのキンバリーで発見された287.42カラットのイエロー・ダイヤモンドの原石を創業者のティファニーさんが購入しました。
このダイヤは128.54カラットにカットされ、世界で一番大きくて一番有名なイエロー・ダイヤモンドとして知られています。
このイエロー・ダイヤモンドは、ルース(宝石部分のこと)を再利用してさまざまなデザインに形を変えて、「ティファニー・ダイヤモンド」として本店に展示されています。
2019年のアカデミー賞では、レディ・ガガがティファニーのイエローダイヤモンドのネックレスを着けて登場し、大きな話題になりました。
その時のニュース記事はこちらです。(レディ・ガガの着用写真あり)
1886年 ティファニー・セッティング誕生
ティファニー・セッティングは、創業者のティファニーさんが生み出した宝石の留め方です。
現代でも受け継がれている留め方で、130年以上の歴史を誇ります。
皆さんが「大きなダイヤモンドがついているティファニーの婚約指輪」と聞いてイメージするその画像が、ティファニー・セッティングです。だいたい。
ダイヤモンドを6本の細い爪で留めるんですけど、石の下からも光が入る構造になっているから輝きが増すという仕組みです。
今となってはよく知られる留め方ではあるのですが、やっぱり1886年という時代に生み出したのがすごいです。
まだ当時はどうに留めれば宝石が美しく見えるかの理論が完成していなかった時代だったのに、ティファニーさんはこの留め方を自身の経験から生み出したというのがすごいポイント。
1879年 クンツ博士、爆誕
すでに黄金期に入っていたティファニーの門をたたいたのがジョージ・クンツ氏。当時20歳。
アメリカ国内で見つけた宝石を持ってティファニー氏にアタックし、その才能を見出され採用されたのだとか。ティファニーのチーフ宝石鑑定士となり、クンツ博士と呼ばれています。
サファイアや淡水真珠をはじめ、自身の名前をつけたクンツァイト、モルガナイトなどの宝石を発見し、ティファニーの宝石店としての格上げに大きく貢献しました。
完全に余談だけど、このクンツァイト、2021年に日本の誕生石が見直しされたときに、9月の誕生石の仲間入りをしました。
クンツ博士の見つけたクンツァイトはピンクでしたが、産地によっては紫だったりミルキーパープルだったり産地によって色の差があります。
9月生まれの人はクンツァイトも誕生石候補にどうぞ。
なお、ティファニーは宝石鑑定士を雇用した初の小売業者です。
ここまでが1800年代後半までの出来事。
1900年以降のことはザックリ書いていきます。公式HPを見ても数十年レベルで飛んでいる感はあるので。
1972年 日本上陸(意外と最近ですね)
1974年 エルサ・ペレッティがデザイナーになる。
エルサ・ペレッティは、存在感のあるバングルの「ボーン カフ」でシルバーの格を上げたり、「ダイヤモンド バイ ザ ヤード」でダイヤモンドジュエリーを普段使いで楽しむ身につけ方を提案したそう。
いわゆるジュエリーってここぞのときに身につける扱いをされがちだけど、私は日常使いしたほうがいいなと思う派です。婚約指輪だって、結婚式やパーティ?のときにしかつけないのもったいないじゃん。
だからダイヤモンドの普段使いという世界観にはすごく共感するなあ。
このサイトで提案していきたいのも大きな宝石ドーン!みたいなバブリーなジュエリーではなくて、日常使いできる存在感のジュエリーを重ねづけして楽しむことです。
2001年 ティファニーのブランドカラー、ティファニー・ブルーをパントーン化。「1837 Blue」として登録・標準化しました。
これもさらっと書いてるけどすごいよね。あのパントーンですよ。デザイナーがデザインするときに色見本とかとして使うあのパントーンにいち民間企業のカラーが登録されるとかすごっ。
しかも1837という創業年と名前にしているのがおしゃれ。
直近だと2021年 LVMHに買収されたエピソードもあります。
LVMHは超巨大企業で、ルイ・ヴィトンを筆頭に数多くのラグジュアリーブランドを傘下に置いてます。ジュエリー系でいくと、ブルガリやショーメ、フレッドなど。他にも時計など多数。
日本では宝飾品マーケットは停滞気味ですが、世界的には需要が伸びていて、中国・インドといった新興国の中で売上が期待できるとの見立てで、特にヤング層の取り込みを目的にティファニーを買収したのでは、という見解があって面白かったです。(この記事です)
ほかにもいろいろ歴史はありますが、独断と偏見で省きました!
2代目ティファニーさんはあまりジュエリーに興味がなかったぽいけどステンドグラスはすごいのを残したとか色々あるんだけど、2万字を越えてしまうので割愛します。
ティファニーの公式HPの歴史のページも眺めてみると面白いので、ぜひ~。
以上がざっくりしたティファニーの歴史です。
私が調べてみた感想は、
・創業者のチャールズ・ルイス・ティファニーさんがずば抜けた天才だった
・その後は経営者がめっちゃすごかったという感じはないです。初代ティファニーさんが爆上げした知名度をうまく活用する形で優秀なデザイナーを雇い、ブランディングを行うことで今日までトップブランドとしての地位を保ち続けてきたのかなあ、という印象。
もちろん会社として継続して新しいコレクションを生み続けるにはさまざまな研究・開発が行われているだろうし、トップブランドとしての地位を維持するのも大変なことだとは思います。
なので現在もトップブランドとして君臨している背景にはティファニーの絶え間ない努力があるのだろうと思っているし、リスペクトはめっちゃ感じます。
でも、それ以上に、シンプルに初代ティファニーさんすごっ!と思います。
アメリカにジュエリーという文化を浸透させるきっかけとなった第一人者的存在のは間違いないんだろうな、と思います。
時代を作るってこういう感じなのかあ、と感じたティファニーの歴史でした。
ではここからは、日本でのティファニーに目を向けてみたいと思います!またMさんに登場いただきましょう。
日本ではどんな層に人気なのか
Mさんの周りでは、ティファニーってどういう人がつけているイメージがありますか?
うーん、やっぱり流行に敏感でおしゃれな人が身につけている印象かなあ。
Mさん的には、女性向け雑誌やInstagramを定期的にチェックしている人、アンテナが高く流行を常にアップデートしている人というのがイメージだそう。私も同感です。
ティファニーは他ブランドよりも低価格帯のラインナップが多いので、手を出しやすいブランドです。
シルバー素材を使ったアイテムなら30,000円以下から手に入ります(最近は値上げして、ほぼ40,000円代だけども。。)
2023年の今だと、ティファニーのハードウェアのシリーズは、おしゃれな人のご褒美ジュエリーっていう感じがする。
わかります。インスタ見てても、ハードウェアを持っている人や欲しいものリストに入れてる人が多い印象です。そして私もハードウェアのブレスレット欲しいです。
あとね、これはあくまで個人的な印象だけど、「ブランド品を身につけること自体に強いこだわりを持っている人」は、逆にティファニーを持っていない気もする。
・・・それ、なんかめっちゃ興味深い現象ですね!でも、わかる気がします。どういうことなんだろう?
ということで、Mちゃんの印象に共感したので、勝手に考察してみました。
私なりの結論は、一定の価格を払えること(≒社会的地位?)を証明するには、ティファニーよりも他のブランドのほうが効率がいいってことなんじゃないかなあ、です。
ティファニーって、シルバーなら30,000円代から買えるけど、数百万のものも普通にあるから、ターゲットユーザーが広いわけです。なんなら10代の子も持ってたりするわけ。
そういえば、私が銀座のお店に行ってみたら、20代くらいのアジア系外国人がめっちゃいました(コロナ前だけど)
アラサーの自分が初めてティファニーの銀座店に行ったときに、自分より一回り年下に見える人たちが目を輝かせながらジュエリーを選んでいる様子を見て、私は「なんか違う」と思ったんですよね。
アラフォーを視野に、一生ものジュエリーを見つけに来たのに、こんな若者ばかりのお店で買うの、なんか嫌だなあって思ったんです。
たぶん、ひとつのジュエリーに数十万、バッグに数百万とかをポンと投じられる人にとって、10代、20代が憧れて背伸びして買うブランドのものを身につけるのは「なんか違うかも」ってなるんじゃないかなあ。
同じお金を払うなら、若者が背伸びしても買えないようなブランドを買うよ、ってなるんじゃないかなあ。しらんけど。(何度も言うけど、個人の感想だよ)
この感覚って、冒頭で書いた私の感覚と似てるんじゃないかな。立場は違えど。
私は最初ティファニーのことを考え始めたときに「なんでラグジュアリーブランドなのに、10~20代向けっぽい広告をバンバン出してるんだろう?アラフォーの自分から見ると、なんか嫌なんだけど。」って感じたんですね。
でもね、この感覚を抱いたのって、たぶん私がティファニーをひとつも持っていないからだと思うんです。
10代、20代の頃からティファニーに憧れて、ティファニーを身につけてきた人だったら、たぶん広告が若い人向けなことも含めて受け入れたり、応援するんじゃないかな。これまでの自分の人生の歴史を重ね合わせたりして。
経済的ゆとりがあってもティファニーを選ぶ人というのは、きっとひとつだけじゃなくて複数のアイテムを持っていそうです。
初めてのボーナスでとか、結婚の記念にとか、いろんな自分の人生の節目に買うものみたいなブランドとしての立ち位置がもうその人の中にある。だからただ単にいくらで買うみたいなお金に換算できるものではない、オンリーワンの位置づけになっていそうな気がします。
自分の歴史や、ティファニーの歴史や、今ティファニーが提供しているラインナップのデザイン性や、そういう様々な要素と総合して、選んでるんだろうなー、などと思ってしまいました。
そういえば、友人が出産したときにティファニーのブレスレットを買って、「子どもが増えたら同じシリーズのを買い足す」って嬉しそうに言っていたのを思い出しました。
歴史がある(簡単になくならないと信じられる)って、こういう良さもあるよね。
・・書いてて、全部のブランドに同じことが言えるじゃん!って気もしてきたけど。(急に不安)
でも、ティファニーがシルバー商品にも力を入れていて、若年層もしっかり取り込もうとしているところを見ると、生涯に渡って選ばれるブランドであろうという決意とか優しさのようなものを感じます。
ティファニーとともに青春を過ごした人にとってのティファニーと、アラフォーにしてひとつもティファニーを持っていない自分は、感じているブランドイメージが違うんだろうなあ、というのが印象です。
そう思うと、寂しい。私の20代のお金はどこに消えたんだろう・・?ひとつくらいティファニー買っておけばよかった。泣
ティファニーって、185年の歴史を持つブランドで、昔からのアイコニックなデザインのジュエリーがたくさんあると見せかけて(別に見せかけてない?)新作を多数投入していて、そのどれもが人気になっている印象です。
2014年に発売されたティファニーT、2017年に発表されたハードウェアコレクションなど、発売してまだ数年なのに「もう数十年売ってましたけど?」みたいなコレクションがあるのも興味深いです。(個人の主観です)
人気スタイリストもご褒美ジュエリーとしてティファニーのアイテムを挙げることが多いですよね。
スタイリストの大草直子さんも人生の節目にはティファニーを買うことが多いってmi-molletの連載で書いてました。
アカデミー賞とかでセレブがティファニーを着用している姿も目にするから、一流のブランドっていうイメージが定着しやすそう。
やっぱり、憧れている人と同じようなものを身につけたいって気持ちはありますよね。
憧れている人や有名な人と同じものを身につけたい。
もっというと身につけることで自分を奮い立たせたいというユーザー心理は大きいんだろうなあ、と思います。
私自身は、モノだけを手に入れても別に自分がすごくなるわけじゃないしと凹んでしまうタイプなので、「それに見合う自分になれたら買いたい」という順番にするタイプです。貯めてから買う派。
でも「先に憧れのものを手に入れて、それに見合う自分になろうっていう方向にやる気が出る人」もいるっていうのはよくわかる。
本人が納得するタイミングで買うのがいいんだろうなあ、って思います。
ということで、この章で考えたかった「日本ではティファニーはどんな層に人気なのか」は、
・ファッションに関してのアンテナが高く、流行を常にアップデートしている人
かつ、
・若い頃からティファニーに愛着があり、人生の節目や自分へのご褒美にティファニーを買ってきた人
なのではないかなあ、というのが私なりの結論です。
全体とまとめたところで、ここから、各年代ごとのティファニーのイメージについて考えていきたいと思います。
各年代にとってのティファニーのイメージ
10代~20代にとってのティファニー
10代~20代女性にとってティファニーは、いつかは欲しい憧れのブランド。
ファッション誌の特集では、必ず上位にランクインしている印象です。
若い層にとってティファニーは「少し背伸びをして購入する大人なブランド」というイメージ。
この年齢層に対して決して安い価格帯ではない、でも頑張れば買えるという絶妙な価格設定も高い人気の秘訣な気がします。
スターリングシルバーを採用した定番のオープンハートやティアドロップのネックレスは、税込40,000円ちょっとですね。(2023年7月時点)
20代でティファニーを身につけたいと思う層は、清楚で可愛らしい印象の子かな。
ニットカーディガンにふんわりめのスカート、ジュエリーはオープンハートのようなイメージ。少し古い言い方だとエビちゃんOLみたいなファッション。
エビちゃんOL、めっちゃわかりやすい。(アラフォー女)
ファッション感度が高いので、10代後半でジュエリーを身につけはじめる。
ブランドに関わらず最初はピアスやリングよりネックレスから入る人が多いかも。
そういう意味でティファニーの若い層向けへの3万円代~の価格設定は、その人たちが30代、40代になった時に高価格帯のティファニーのジュエリーを愛用してくれる期待をこめた顧客の取り囲みを考えると成功しているのでは?とも思います。
特に今の若い世代はモノ消費よりコト消費と言われているので余計に早い段階からのアプローチが必要な時代なのかもしれないね。
確かに。30代以降は急に他のハイブランドが候補に入ってくる印象があるから、いかに20代までにファンを囲い込んでおくかがティファニー的に重要そうですね。
30代女性にとってのティファニー
30代にとってティファニーのジュエリーは等身大のイメージ。
極端に背伸びすることなく、身の丈にあった、しっくり来るブランド。
婚約指輪にティファニーの指輪を購入する人も多く、30代女性にとってティファニーはより身近な存在なのでは、と思います。
スーツやパンツスタイルも合うデザインも多いので、アラサー女性にも受け入れられやすそう。
仕事での会食や冠婚葬祭への出席が多くなる年代の女性にとって、フォーマルシーンにも馴染むティファニーは単におしゃれ、ファッショナブルというだけでなく、きちんと感を出せるジュエリーとして実用的で、使い勝手がよいのではないかなあと思います。
40代女性にとってのティファニー
ティファニーのことを調べるために色々とサイトなどを見ていて気になったのが、検索キーワードでした。
「ティファニー 40代」と入れたら、キーワード予測で「ティファニー 40代 痛い」って出てきたんです。
これって一定数の40代が、「もう自分にはティファニーは若すぎるのでは」って感じていて、実際にググっているということだと思いました。この現象について考えてみたいと思います。
ぶっちゃけ、Mさんはどう思いますか?
確かに、ネット上にはそんな感じのことが書かれているのを見るね。
でも自分が40代になってみた実感と、同世代の周りを見ていての感想として、ティファニーが若すぎるイメージは無いかな。
なるほど。なんか世の「自分にはティファニーはもう若すぎるのでは」って悩む人に希望を与えてくれそうなワードですね。
ティファニーは40代にも似合うエレガントなジュエリーも多いのよね。どんどん価格帯は上がってくるけど。昔からの憧れでもあり、今も普通に欲しいものがあるっていう感じ。
なるほど~。10代~20代の頃に味わった憧れのブランドへのイメージは10年、20年経っても変わらないって感覚なのでしょうか?
うーん、昔は背伸びしてオープンハートを買っていた自分が、歳をとってティファニーの他のジュエリーも手にすることができるようになったこと自体が感慨深いんだよね。
40代になることでジュエリーを通して自分の成長を感じられた気がするというか。これは20代の頃には持ててなかった感覚かも。
ジュエリーを通して自分の成長を感じる、って、なんだかめちゃめちゃ深いテーマが気がします。
個人的には、10~20代の女子も身につけているオープンハートのネックレスを、40代の自分が今から新しく身につけることに抵抗を感じるって感覚はわかります。なんか嫌だよね。こちとら20年分の苦労してきてんだよ、みたいな。
でも、10~20代のときの自分がオープンハートに心がときめいた経験自体は紛れもない事実で、そこからの20年とかで自分も成長しているわけで。
20年前の自分思いを馳せながら、オープンハートと今の自分にもぴったりくるネックレスと重ねづけするのは、超カッコいいんじゃないかなあ、と思う。
mi-molletの記事の中でスタイリストの大草直子さんが書いていたこのコメントがめっちゃしっくりきます。
ティファニーが好きな理由のひとつは、やっぱりファーストジュエリーだったからということもあると思います。最初の記憶って残るでしょ? オープンハートを見た瞬間に、心がぐっと持っていかれた感覚は今でもよく覚えています。
うーん、やっぱり、究極的にここだよなあ。いかにファーストジュエリーのポジションを取っていくか。
そういう意味でやっぱりティファニーは日本でいちばん10~20代の心を掴んでるハイブランドジュエリーなんじゃないかな。と思う今日この頃です。
各年代ごとの印象めっちゃ面白かったなあ。
これは私から見た日本なので、他の人とは違うかもしれないのですが、
日本は「空気を読めみたいな文化」があるし、空気読めない人は痛いみたいな感じもあるし、集団の中で浮かず、迷惑をかけず生きていくのを美徳とする雰囲気、あるじゃないですか。
ファッションにおいても無言の同調圧力があるのではないかと思うんですよね。
歳をとっているのに若作りをするのって恥ずかしいとか、年相応のファッションをしましょう、とか。
欧州のマダムなんて、アラフィフとかになっても普通に谷間見えてるし、日焼けしてそばかすだらけでもバーンって出して、しかもそこにジャラジャラしたネックレスつけて、その感じがオシャレじゃん。
海外の人は、他人にどう見られるかよりも、自分がどうありたいかとか、楽しんでいるかが前面に来ている気がするんだよね。
もちろん文化の差はあるし、日本人にそうなれっていってるわけじゃないんだけど。
社会における「普通」なんてどんどん変わっていくわけで。
10年前に普通だったことが、今は普通じゃなくなってたりすることいっぱいあるじゃん。
なんでこんなことを書いているかというとね、色々とサイトを見てると「若者向けのネックレスは40歳を超えたら避けましょう。子どもっぽく見えます」とかって書いてあって、なんか腹が立ったからです。
年相応って何よ。誰が決めたん?
いや、言わんとしてることはわかる。
でも、40歳を過ぎたから、ハイもう自動的にもうつけるのやめましょう!つけてたら恥ずかしいです!って、あまりにも悲しくない?
過去を否定するなよ。その過去があって今の自分があるんだから。
っていうか、あんた誰?その人の何を知ってそんなこと書いてんの?(落ち着け)
すいません、つい興奮してしまいました。最近の私、「こうあるべき」を押し付けられると拒否反応が出がち。
「今の自分は痛いのだろうか」って怯えて、どうすれば無難かを考えるよりも、
「他に何と合わせれば、今の自分の雰囲気に合うんだろう?」とか「確かにこれだけだと物足りないけど、どう身につければ、しっくりくるだろうか」って考えたほうが楽しくない?
おしゃれな人はどういう工夫をしているのだろうかってネットサーフィンして、スクラップブックキングして、「なるほど、こういうふうに身につければいい感じになるのか」って自分なりの好きがわかっていく過程、すごく楽しいです。
そういう工夫をしていく過程こそがジュエリーをコーディネートする面白さで、このサイトを通して伝えたいジュエリーの魅力でもあるんです。
他人の価値観はどうでもいい。自分がどうしたいか、どうありたいかをジュエリーのコーディネートにも活かしていければ楽しいのになあ、と思います。
あ、もちろん、考えたり試した結果、自分の子どもに譲ったりするのも、大いにアリだと思います!
ティファニーはなぜ人気なのか
だいぶ話が脱線してしまいましたが(疲れてきた)
ティファニーがなぜ人気なのかの理由、冒頭でまとめた言葉は
0歳から100歳までずっと楽しめるブランドだから
でした。
もう少し分解して言語化してみると、、
・幅広い素材と価格帯の商品を提供していること
・人生の早い段階からファンを作り、人生を通して憧れるブランドであること
・感度の高い女性を飽きさせないデザイン性
あたりかなあ。
ティファニーはジュエリーだけではなく、赤ちゃん向けギフトのラインナップもあります。
スターリングシルバーのスプーンもある。高いけど可愛い。
ラグジュアリー ベビーギフト:ベビーシャワー ギフト | Tiffany & Co.
そもそも銀器で有名になっただけあって、食器も出しています。食器だと15,000円くらいからあって、まだ手が出しやすいかも。
テーブルウェア & ディナーウェア:フォーマル ディナー セット | Tiffany & Co.
ボールペンもあるしノートもある。
個人的にノートのデザイン、好みです。私が月収300万くらいだったら買っていたかも。(実際は無印の黒いノートを使っている人)
ペットグッズも出してる。エサを入れる入れ物とか、首輪も。
さて!最後に、ティファニーで人気のコレクションについて軽くまとめておしまいです!
ティファニーで人気のコレクション
ダイヤモンド バイ ザ ヤード
まずはエルサ・ペレッティのバイザヤードコレクションです。
以下ティファニー公式アカウントのインスタ画像を埋め込みます。
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ダイヤモンドの周りをぐるりと細い金属で覆ったベゼルセッティング(日本語では覆輪(ふくりん)ともいう)のダイヤモンドを繊細なチェーンでつないだコレクション。日常使いできるダイヤモンドジュエリーを、というデザイナーの想いが感じられます。
今はもうほしいとは思わないけど、20代の頃はすっごく憧れていました。
一粒ダイヤモンドのタイプと、ステーションタイプ(ダイヤモンドが一定の感覚でいくつかついているタイプ)があります。
もし億万長者になったらステーションタイプのネックレスがほしいです。
ティファニー T
ブランドの「T」の文字をあしらったティファニー T コレクション。2014年デビュー。
スマイルにも見えるネックレスは、ダイヤモンドの入っていない地金タイプも人気です。
(ちょっと頑張ってイラスト描いてみたんだけど疲れ果てたので諦めました)
ティファニー ハードウェア
ハードウェアは、公式サイトの説明によれば、ニューヨークの大胆なエネルギーと力強い建築物に着想を得たコレクションだそう。以下インスタ画像を参照させてもらいます。
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エネルギーや建造物感は正直よくわかりません(わからないんかい)でもハードさの中にも女性らしさがある感じが素敵です。
あとはビクトリアやアトラスも高価格帯ジュエリーではありますが人気があるそうです。
ビクトリア、個人的に素敵だと思います。
以上、ティファニーの人気コレクションをまとめてみました!
写真も素敵だけど現物も素敵だから、ぜひ見に行ってみてね!
ハイブランドは入るだけで接客につきまとわれて嫌ですが(言い方!)ティファニーはわりと放置スタイルなので(私が顧客として見えてないだけかもしれんでですが)比較的入りやすいと思います。
最後に参照した本とサイトをまとめます~
参照した本とサイトのまとめ
『ブランド・ジュエリー30の物語』
『ジュエリーの世界史』
『ジュエリー・バイブル』
『ジュエリー・バイブル―基礎知識からビジネスまで』水野 孝彦 (著), 石崎 文夫 (著), 影山 公章 (著) 美術出版社
※これ1996年の本で、もう廃盤だと思うんだけど、中古のを買って読んでました。宝石ごとの取り扱いの注意点とか、ジュエリーができるまでの工程が端的に載っててわかりやすかった。
参考にしたサイト一覧
ジュエリーブランドイメージ調査 (japanprecious.com)
ベティーロードさんは中古ブランド品のショップさんなんですが、コンテンツが充実しているのでよく見てます↓
東洋経済の記事とfamily-businessさんの記事はLVMHによるティファニー買収についての考察です。
ティファニー関連でこれから読みたい本
Amazon見てたら2023年11月にティファニーのヒストリーブックが出るみたい!これは欲しい。
【予約注文】Tiffany & Co (Story Behind the Style) ハードカバー – 2023/11/7
以上、ここまで1万7000文字です。
ティファニーの歴史と人気の理由について考えて見ましたが、いかがでしたか?
相変わらず長すぎましたが、ここまでお読みくださりありがとうございました!
ぜひ感想をいただけるとうれしいです~!
おい、ジュエリーコーディネートいつ出てくるんじゃい!と思われた皆様、第一弾、こちらです!↓
次回もどうぞお楽しみに!
ここまでお読みくださりありがとうございました!
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